先日、あるお客様のご実家をどうするか、というご相談を受けました。
『ご両親が亡くなって以降、2年程空家になさっている。 お客様ご兄弟は、市外にお住まいで、使う予定はない。 土地は30坪ほど、建物は2軒続きの長屋タイプ。 台風でご近所に迷惑をかけることも心配だし、 空家にしておくのも無用心。 解体してしまったほうが良いのかと悩みます。』 とのことでした。 拝見させて頂いたところ 築50年程の家でしたが、増改築・リフォームを数度なさっていたので、 まだまだ現役の家でした。 建築年数はそれなりに経っているので、 古さを感じさせる部分ももちろんありますが、 「大事にされてきた」家、それが良く伝わってくる家でした。 結果、 貸家にすることになりました。 理由 ①掃除すれば、十分利用できる家。瓦も立派。 ②解体すると固定資産税がドンと上がってしまう。 (住宅軽減措置が適用されない為) ③長屋の為解体すると、お隣との壁を補修しなければならない問題が発生。 ④駐車場も2台停めれる。 ⑤大幅なリフォームは不要。 貸家のご提案をしたところ、ご兄弟も 「今すぐ売る必要もないし、賃料が少々安くても、 どなたかの住まいとして役に立ってくれるなら。 この家が維持できればいいです、父もそのほうが喜ぶでしょう」 と賛成して下さいました。 さらに、現在火災保険未加入とのことだったので、 万が一に備えて、保険にだけは早々に加入して頂くようお願いしてきました。 古い・空家で無用心=解体しなきゃ! というお客様も多く、解体後に売却のご相談に来られる方がとても多い。 しかし、解体=先行投資 です。 おまけに、固定資産税がUPする可能性も高い。 「さあ!どうしようか」という時には、 まずは専門家にご相談された方が良いです。 当社でも、もちろん無料でご相談承っていますので、 どうぞお気軽にご利用下さい。 このお客様のお宅は、年内にお掃除と遺品の処分をして頂く予定。 これまでご両親が大事にしてこられた家は、 来年初めには、「貸家」として活躍してくれることでしょう^^ ☆不動産情報満載☆ [有限会社イディアパーク]
by idearpark
| 2010-09-08 11:17
| 不動産にまつわるおはなし
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